現在中四国エリアに14店舗(2023年2月現在)を展開している同社の魅力に迫ります
1947年、『株式会社ヘンミ』の前身である『有限会社逸見洋装店』が高松市丸亀町で誕生しました。当時はオート・クチュール(高級衣裳店)でありその気質は現在の土台となっています。現会長が入社した1975年から約20年間、日本の経済は成長を続け飽食の時代を迎えました。DCブランド全盛期というアパレル業界の中、会長は「こんな時代は長く続かない。本当に必要なものは何なのか、商品の価値・適性な価格とはどういうことなのかということを常に考えていたそうです。
常に次の時代のことを考えていた会長が偶然出会ったのが東京青山で路面店1号店となる『無印良品青山店』です。当時のブランド嗜好に逆行するような無駄を省いた商品たちに驚くとともに、これからの時代に必ず必要とされると直感的に確信したそうです。その出会いをきっかけに販売権(ライセンス)獲得に向けて動き出します。当時無印良品の独立販売は検討されておらず、様々な困難があったそうです。しかし会長の想いと人脈で香川県における販売ライセンス権を獲得。その後中四国エリアに出店し続け、2012年現社長逸見俊輔が就任後も出店やリニューアルを続け規模を拡大しています。