気候に左右される防寒手袋中心の販売から次のステージへ。手袋会社としての新たな価値を見出し、主体的に持続可能な事業をすることで、地球環境や社会に優しい企業を目指す。
新体制のもと近年では様々なことに挑戦をしており、手袋メーカーでありながら、感染症対策としていち早くマスク開発に着手し、「てぶくろ屋さんがつくったマスク」が反響を呼んだ。また、自社企画のサスティナブルブランド『ecuvo,』の立ち上げや、社内電力をすべて再生可能エネルギーでまかなうなど、会社全体として環境負荷の少ない事業活動などに注力。そうした取り組みが各方面で評価され、2023年1月には、経済産業省により、繊維産業において優れた技術を持った企業や優れた取り組みをしている企業を選定する「次世代を担う繊維産業企業100選」に選ばれるなど、いま注目を集めている。