全長380mの建造ドック セミタンデム方式で建造
多度津造船』最大の特徴は、経験豊富な技術者とプロフェッショナルを極めた技能工が、それぞれの持ち場で腕を振るう建造ドックです。ドックとは船の建造や修理、荷揚げ卸しなどに用いる設備で、広大な造船所の中核となる場所。同社では全長380mの長大さを活かし、大型船1隻+0.5隻を同時進行できるセミタンデム方式を採用しています。一般的な大型船の建造には約1年、設計を含めるとおよそ2~3年もの月日が必要です。完成した船が進水した時には、もう1隻の半分が完成しているのがセミタンデムのメリット。工期を大幅に短縮することができ、効率的な建造を可能にしています。